前回の記事で、16年近く使い続けてきたEvernoteの旧アプリから新アプリに乗り換えた初日の、言わばファーストインプレッションについて書きました。
慣れ親しんだ環境からなじみの薄い環境に身を移すことで認識がリセットされ、新しい環境に合った習慣を再構築することができます。
というより、そうせざるを得ないといったほうが正確でしょう。
今日も引き続き新アプリと格闘していました。
前回の記事で、以下の2つについて考えました。
- 前日作成したノートはどう読み返すのがいいのか?
- 読み返した後にどんな加工をすればいいか?
とりわけ、2つ目の「加工」については、次のような発見があったと書きました。
ただ、しばらく新アプリをいじっているうちに、旧アプリではうまくできなかったことが新アプリではうまくできそうなことが分かってきました。
タスクシュートを使って残した一日の記録のほとんどはEvernoteに保存していますから、翌日の最初にこの記録を読み返すことで、翌日以降に何をどのように進めればいいのか分かります。
言い換えれば、Evernoteに残す記録は翌日以降の自分にとっての道しるべになりうるものであり、必然的にそのようなことだけを残せることが望ましいでしょう。
とはいえ、道しるべになるかどうかは記録する段階では完全には予測しきれないため、ある程度は「ノイズ」が混じってしまうことは避けられません。
むしろ、そのようなノイズが意外なところで役に立つこともあるため、あまり神経質にならなくても良いとは考えています。
従って、今後は以下のようなステップでEvernoteが活用されることになりそうです。
- 1.タスクシュートでタスクの実行記録を残しつつ一日を過ごす
- 2.開始終了時刻以外の定性的な記録(タスク実行後のコメントなど)はEvernoteに保存する
- 3.翌日の朝に前日にEvernoteに保存した記録を読み返す
- 4.その中で翌日以降の自分にとっての道しるべになりうるものとそうでないものとを仕分ける
とりわけ、ステップ4をどのように行うのかがキモとなります。
この点について掘り下げてみます。