タスクシュートは、その日に確実に実行するつもりのことを、取りかかる順番にリストアップすることで、無理なくモレなく完遂できるように支援するためのツールです。
従って、タスクシュートにタスクを登録する段階で、その日のうちに実行できそうもないタスクはリストから除外する勇気が必要です。
なぜ勇気が必要なのか?
それは、以下のような「内なる要求」があるからです。
- 1.時間が空いたら優先的に取り組めるようにリストに置いておきたい
- 2.そのタスクに対する関心を薄れさせないためにリストに置いておきたい
これらはいずれも「不安」に起因しています。
- 1.時間が空いたときに余計なことに時間を使ってしまって後悔したくない
- 2.リストから取り除いてしまうと、そのタスクに対する関心が失われてしまうかもしれない
このような不安がある限り、内なる要求は抑えられず、従って「その日のうちに実行できそうもないタスクをリストから除外する」のは困難でしょう。
では、どうすればいいか?
2つの不安それぞれについて対策を考えてみます。