タスクの実行記録をどう活かすか

息を吸うように日々の行動記録を分単位で残し続けており、もはや「記録している」という自覚も薄くなっています。

ご飯を食べているときに箸やフォークを使っていることに特段意識が向かないのと同様にです。

それでも、ときどき記録に対する意識が急激に高まることがあります。

これは、箸に何か固いものが当たったときに覚える違和感に近いでしょう。

そこで初めて箸という道具を使っていることを「思い出す」のです。

これにより、その固いものを口にするのを防げます。

タスクシュートでも、記録をしていて違和感を覚えれば、すぐにその原因を探ろうとします。

これにより、記録の対象となった行動に何らかの問題が起きていることを早期に発見することができ、対処に動くことができます。

例えば、

  • 1.いつもより短い時間で完了できた…何か見落としているかも?
  • 2.いつもより時間がかかった…体調に問題があるかも?
  • 3.いつもより手応えを感じる…なぜだろう?

といった違和感とこれに続く問いかけ。

1は、いつもより短い時間で終わったらそれは喜ばしいことではないか、と思われるかもしれません。

でも、極端に短い時間で終わっているなら、何かやるべきことをやり忘れている可能性を疑った方がいいでしょう。

2は、本人にその自覚がなくても体調不良によりパフォーマンスが落ちているケースです。

当然いつものようには仕事をこなせず、結果いつもより時間がかかります。

この段階で不調に気づき、早めに手を打つことができるでしょう。

3は、僕が実際に体験したことです。

実例とともにご紹介します。

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