「こんなことを記録して何の役に立つのだろう?」
そんな疑問が拭えない限り、「こんなこと」を記録し続けるのは難しいでしょう。
一方、
「こういうことを記録に残しておくと、後でこんな風に活用できる」
という確信が持てていれば、「こういうこと」を記録し続けるのは簡単です。
ただ、「こういうこと」と「こんな風」のベストな組み合わせは人によって変わります。
同じ人でも、置かれた状況によって変わることもあるでしょう。
そうなると、一人ひとりが状況に応じつつ実際に記録しながら見つけていくしかない、ということになります。
- どんなアプリにどのように記録するか
- 残した記録をどのタイミングでどうふり返るか
- 活用するために記録をどう加工するか
といった無数の選択の組み合わせです。
その意味では、料理に似ているかもしれません。
料理好きな人は、
- こういう料理では酢の代わりにシークヮーサーを使った方がおいしい
といった「技」をたくさん持っているものです。
でも、味の好みは人それぞれなので、
- いや、オレはシークヮーサーよりも普通の酢の味の方が好きだ
という人もいるでしょう。
自分にとってしっくりくる「オレ流の味」を追求するしかないわけです。