これはケースバイケースではあるのですが、基本方針として持っておくことをおすすめするものです。
それは、
- 確実に見積もり時間内に終わるタスクから手を着けていく
ことです。
一見すると、簡単にできるタスクから手を着けていくことで、最終的に難しいタスクばかりが残ってしまい詰む、という流れになりそうです。
普通のTo Doリストであれば、この流れになりやすいでしょう。
でも、タスクシュートであれば常に「終了予定時刻」が見えているため、この流れにブレーキがかかるのです。
そして、「難しいタスク」とはしばしば「重要なタスク」です。
やらないわけにはいかないタスク。
だからこそプレッシャーが高まり、ますます取りかかるのを難しくしてしまう。
重要なタスクだからと言って、しかし、いくらでも時間をかけて良いわけではありません。
一日に使える時間は限られているからです。
とはいえ、重要なタスクには可能な限りふんだんに時間を使いたい。
このジレンマを解消するには、手持ちの「残り時間」を増やす、それが難しければ少なくともキープすることに貢献する行動を取り続けること。
「残り時間」は先述のとおり「終了予定時刻」で把握できますから、この時刻が前倒しになる、あるいは少なくとも後ろ倒しにならないような行動を取り続ける、ということです。