タスクシュートを使い続けるためには一定の「手間」がかかります。
以下のような手間です。
- 1.一日のプランを作る(その日に行うタスクを追加する)
- 2.セクションごとにタスクを割り振る
- 3.セクション内でタスクを取りかかる順番に並び替える
- 4.タスクごとに見積もり時間を設定する
- 5.プロジェクトやモードやタグを作り、タスクに設定する
- 6.開始と終了時刻を入力する
- 7.タスク実行後に必要に応じてメモを入力する
- 8.セクションが改まったら過去のセクションに残っている未着手のタスクをどうにかする
- 9.一日の終わりの時点で残っている未着手のタスクをどうにかする
これらは以下の3つにグループ分けできます。
- 1~5:一日をスタートする際の事前準備にかかる手間
- 6~8:日中(実行中)に生じる手間
- 9 :一日をクローズする際の事後処理にかかる手間
これらの手間がタスクシュートを使うことで得られる効果に見合う限りはタスクシュートを続けることができるでしょう。
- 手間(コスト)<効果(リターン) → タスクシュートを続けることができる
見合わなくなると、挫折することになります。
- 手間(コスト)>効果(リターン) → タスクシュートに挫折する
効果は直接コントロールできないため、必然的に手間に目を向けることになります。
できる限りの「省力運用」を心がけることで、挫折を回避しタスクシュートの恩恵を受け続けることができます。
もちろん、手間を省き過ぎれば効果も下がってしまいます。
そこで、上記の9つのステップごとにそれぞれどこまで省いても問題ないのか(=効果を下げずに済むのか)、そのギリギリのラインを考えてみます。