前回の記事の続きです。
タスクシュートで使った時間を記録に残し、これをふり返ることで今後の時間の使い方を検討できる。
これは僕にとっては日々当たり前にように続けてきたことですが、これは「事務」であるということに『生きのびるための事務』という本を読んで気づきました。
本書において「事務」とは「《量》を整える」ことと定義されています。
具体的には次の2つ。
- スケジュール管理
- お金の管理
そして、「事務」はどんな仕事にも必要なパーツです。
これは僕のイメージですが、気球で言えばゴンドラ部分が「事務」です。
一方、気球のメイン部分である、気球を気球たらしめている部分(エンベロープといいます)が仕事。
気球が飛び続けるにはエンベロープに加えてその「事務」を担うゴンドラが欠かせないわけです。
エンベロープは夢で膨らませ、ゴンドラは現実で駆動させる、という役割分担です。
どの仕事にどれだけの時間を投下すれば気球を浮上させ、そして飛び続けさせることができるか。
これは「事務」にかかっています。
前回、僕が会社を辞めてフリーランスに転じた後に最初に取り組んだ仕事について書きました。
以下の2つです。
- 契約先での平日9時~17時のデスクワーク
- 書籍の執筆
この2つの仕事をどのように獲得し、そして日々のプランに組み込んでいったのか。
これについて「事務」の観点でふり返ってみます。