一日の終わりに「やるべきことをやらなかった」という罪悪感とどう向き合うか

前回の記事の続きです。

タイトルが似ていますが、違いは「精神ダメージ」ではなく、さらに強い「罪悪感」という言葉を使っている点です。

「やろう!」と自分で決めて、タスクシュートにタスクとして登録しておいたにもかかわらず、日中そのタスク名がタスクシュート上で常にチラチラと目に入ってきていたにもかかわらず、最後まで着手できずに一日の終わりを迎えてしまう。

前回の記事では「ルーチン」か「当日プラン」かで食らうダメージが変化するという話でした。

今回は、どちらであろうと区別なく「罪悪感」にさいなまれてしまう問題がテーマです。

「やろう!」と自分で決めているのですから、少なくとも「やる気」はあるはずです。

にもかかわらず、一向に着手できないのはなぜなのか?

以下のような理由が考えられます。

  • 1.アクションを起こすことで、決して心地がよいとは言えない現在の環境から抜け出せるかもしれないが、次の環境が今より心地がよいとは限らない
  • 2.新しい環境に乗り移ろうとしていることを他人に知られたくない

これは、会社員の方が何らかの理由で転職をしたい(あるいは独立をしたい)と漠然と考え始めたときの心境によく似ているかもしれません。

1は要するに「やぶ蛇」を恐れている心境です。

余計なことをして、現状をさらに悪化させたくないわけです。

2は自分以外の要因が絡んでくるため厄介です。

「自分が辞めると言ったら、あの人は何て言うだろう?」とか「この状況で自分が抜けたら、メンバーに迷惑をかけてしまうのではないか?」といった不安にさいなまれる状態です。

多くの場合、この1と2の症状は「併発」します。

それぞれ短くまとめるなら

  • 1.やる気はあるけど「ギャンブル」は避けたい
  • 2.やる気があることを他人に知られたくない

一つひとつ対処していきます。

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