タスクシュートの「OS」について考える・その4

前回の記事の続きです。

必要に迫られる形で会社で作った「TaskChute-1.0」(タスクシュートの原型)でしたが、このツールのおかげで会社での時間管理がうまく回るようになりました。

すると、次なる課題であった

  • 「自宅にいる時間」をどう管理するか問題

に注意が向かいます。

さっそく自宅に持ち帰り、自宅のPCで「開発」をスタート。

前回は以下の2つの機能を追加した話を書きました。

  • 終了予定時刻(の表示)
  • 日付変更機能

実は、これに先だってもう1つ、これらよりも大きな機能を追加していました。

それは、

  • 実行ログのエクスポート機能

です。

終了予定時刻や日付変更という、一見するとタスクシュート的には必須と思える機能を差し置いて、なぜこの機能を優先したのか。

ここで、当初のタスクシュートと現在のタスクシュートとで、その目指すところに大きな違いがあったことに気づかされます。

この違いが、現在模索しているタスクシュートの「OS」の差異として現れることになります。

では、当初のタスクシュートが目指していたことは何か?

まずはここから見ていきます。

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