タスクに「取りかかる」代わりに「取りに来てもらう」

衣類のクリーニングサービスには大きく分けて次の2種類があります。

  • ある程度たまったタイミングで最寄りのクリーニング店に出向いて衣類を預け、仕上がった頃に取りに行く
  • 週に1回など決まったタイミングでクリーニング店の担当者がやってきて、衣類の回収および仕上がった衣類の引き渡しを行う

後者は「宅配クリーニング」と呼ばれる形態です。

預けに行く、取りに行く、の両方の手間と時間が省けるため、

  • うっかりクリーニングに出すタイミングを逸して溜めてしまう
  • 預けたまま回収するのを忘れる

といったエラーをゼロにできます。

「減らす」のではなく「ゼロにできる」ところが強い。

この原理はタスク管理にも応用できます。

実際、この原理を応用した仕組みを10年以上前から導入しています。

この仕組みで回しているタスクについてふり返ってみると、

  • うっかり取りかかるタイミングを逸して手がつけられなくなる

というエラーをゼロにできています。

要するに100%確実に取りかかることができているのです。

それはどんな仕組みか?

これについて考えてみます。

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