もし何の制約もないなら、目の前にあるタスクは「すぐやる」のが最善でしょう。
でも、現実には制約があるので、やむを得ず「後でやる」しかありません。
「すぐやる網」で捕り逃がしたタスクは「後でやる網」で確実に回収しなければ、そのまま忘れてしまうかもしれません。
この2つの網に加えてもう一つ「いつかやる網」があります。
ここは最終防衛ラインであり、ここを突破されるとなす術がありません。
以上3つの網(あみ)を多くの人は無意識に使い分けているでしょう。
- 1.すぐやる網
- 2.後でやる網
- 3.いつかやる網
1つ目の「すぐやる網」は特別なツールは必要とせず、“素手”で扱うことができます。
2つ目以降はツールが必要になり、さらにその使い方にも習熟していることが求められます。
タスクシュートというツールは主に1つ目と2つ目の網の役割を担うことができます。
使い方によっては3つ目の網の役割も担えます。
タスクシュートで、この3つの網を意図的に使い分ける方法について考えてみます。