以下は、CHANGESという有料メディアの佐々木正悟さんの連載記事です。
上記記事は全5回の第1回目の記事で、この記事のみ無料で読めます。
この記事の中で佐々木さんは以下のようなことを書いています(抜粋)。
- タスクシュートを使い始める前は「自分にはまったく必要ない」と考えていた
- とはいえ、大橋が使っているのを目にするたびに気にはなっていた
- それでも「自分には合わないだろう」と距離を置いていた
- いつしか「でも、もしかしたらユートピアに行けるかも」と思い始めた
- ほどなくして使い始めてみた(Excel版)
- 実際に使ってみたら、それまで抱いていた大いなる期待が打ち砕かれ、失望した
- 失望したにもかかわらず、その後3日間使い続けた
この流れを受けて、連載第2回では「自分の想定したような展開にならなかった」ことに不快感を覚え、そのことについて開発者(=大橋)に「このツールはおかしい」と伝えます。
その後のことについてはさておき、今回注目したいのは、タスクシュートに限らず人が新しいツールを使い始めるときにときどき遭遇することになる「不快感」です。
誰しも、新しいツールを使うときにはそれなりの期待感をもっているものです。
そして、そのツールが期待に応えてくれそうもないと「ダメだこりゃ…」ということで早々に使用を中止する。
でも、このときに味わう「ダメだこりゃ…」という不快感こそが重要だと僕は考えています。
最初からこの種の不快感をいっさい感じさせないツールは本当の意味で役に立たない可能性が高いからです。
なぜか?