タスクシュートのセクションは「区切り」を付ける上で役に立つ

タスクシュートにおけるセクションという概念は、一日の時間を区切るものだけに留まりません。

文字通りの「区切り」となるのに加えて、気持ちの面でも「区切り」をつける上で役に立ちます。

まず、文字通りの「区切り」について注目すると、ランチを区切りとして「午前中」と「ランチタイム」と「午後」に分け、「午後」だけでは大きすぎるなら「午後1」と「午後2」のようにさらに細分化していくことになるでしょう。

「午前中」も、必要に応じて「起床から出発まで」と「通勤タイム」と「午前のデスクワーク」と細分化できます。

このように時間を細分化することで何が得られているか?

それは、細分化することによって生まれた複数のセクション(=時間枠)について、それぞれをどのように活用するかを考える機会です。

単に「午前中」というざっくりとしたとらえ方をしていたときには気づけなかったことが「起床から出発まで」と「通勤タイム」と「午前のデスクワーク」という3つに細分化することで見えてきます。

具体的には、各セクションそれぞれに相応しいタスクを割り振ったほうがいいのではないか、という発想が浮かぶのです。

これに加えて、一日の時間を複数のセクションに分けることで、おのずとセクションの数だけ「区切り」をつけることになります。

気持ちの面での「区切り」です。

これがタスク管理においてどのような効果をもたらすのか?

今回はこの点について掘り下げてみます。

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