期限ギリギリまで追い込まれないようにするための考え方

人は誰しも損失を避けたいと考えるため、もっとも少ない損失で済む方法を探っています。

意図的にそうしていることもあれば、意図せずしてそうなってしまっていることもあるでしょう。

たとえば、

  • いまこのタスクに取りかかっても大丈夫だろうか?

という迷いを抱いているときです。

なぜ迷うかというと、今がそのタスクに取りかかるベストなタイミングかどうかが分からないからです。

  • ○:ベストなタイミングで取りかかれた場合 → 投入した時間に対するリターンが最大化する
  • ×:ベストではないタイミングで取りかかった場合 → 投入した時間に対するリターンが目減りする

貴重な時間を使うからには、そこから得られるリターンを最大化したいわけです。

最悪なのは、リターンどころか損失が出てしまうこと。

「時間をかけたのにぜんぜん仕事が進まなかった」という事態は何としても避けたいわけです。

この「タイミングを図るやり方」は、しかし、根源的なリスクをはらんでいます。

ベストなタイミングを探っているうちに時間切れになってしまうというリスクです。

期限ギリギリになれば有無を言わさず取りかからざるを得なくなるのです。

このジレンマから抜け出すにはどうすればいいか、について考えてみます。

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