「一日では終わらない取り組み」を常に複数抱えており、毎日少しずつ進めています。
これを実現するためには少なくとも次の2つの仕組みが必要です。
- 1.抱えている「一日では終わらない取り組み」を一元管理する仕組み
- 2.それぞれについての毎日少しずつ進めるタスクを忘れずに実行する仕組み
ざっくり言えば、1はプロジェクト管理ツールであり、2はタスク管理ツールということになります。
とりわけ、「毎日少しずつ進めるタスクを忘れずに実行する」ことはタスクシュートの得意とするところです。
とはいえ、たとえ「少しずつ」でも数が増えれば当然やり切れなくなります。
ビュッフェ形式でいろいろな料理を少しずつ皿に盛っていくと、ほどなくして食べきれない分量になるのに似ています。
そうなると、いくつかの“料理”は諦めるしかなくなります。
タスクシュートのようなツールを使っていなければ、この「諦める」が自然な形で行われます。
- いつの間にかやらなくなっていた!
と後から気づくわけです。
これは、「諦める」という、どちらかというと気が進まない決断をせずに済むやり方と言えます。
ただ、「いつの間にか」なので、モヤモヤは残ります。
一方、タスクシュートを使っていると、やり切れなくなったタスクが未完了のまま残ることを目の当たりにすることになり、続けるか諦めるかの決断を毎日突きつけられることになります。
これは実に苦しい。
他でもない自分が「毎日続けよう!」と決めて作ったリピートタスクだけに、簡単に諦めてしまうことに抵抗を覚えるのです。
まぁ、このあたりは性格にもよるでしょう。
あっさり諦められる人もいれば、しぶとく「どうにか続けられないか?」と粘る人もいます。
いずれにしても、やり切れなくなった「毎日少しずつ」系のリピートタスクはどこかで整理する必要があります。
「いつか時間ができたときに整理しよう」と思っても、そんな「いつか」はやってこないので、今日からでもすぐにできるやり方がいいでしょう。
今回は僕が実践しているやり方をご紹介します。