“ハレ”タスクと“ケ”タスクの配分比率《問題編》

いま、記事を読み始めたばかりかと思いますが、

  • いったん読むのを中断して、
  • お手元のタスクシュートを開いてください

開かれましたか?

開かれましたら、並んでいるタスク一つひとつについて、以下の2種類に分類してほしいのです。

  • 1.自他ともにインパクトをもたらす(であろう)タスク
  • 2.日常的な地味なタスク

1の例としては以下のようなものです。

  • 契約更新がかかっている顧客へのプレゼンの実施
  • 転職の面接
  • 論文の仕上げと提出

いずれもその日のメインイベントあるいはハイライトと言える、良い意味でプレッシャーのかかるタスクでしょう。

一方、2の例としては以下のようなものです。

  • メールチェック
  • 洗濯物をたたむ
  • Notionの整理

いずれも毎日当たり前のように実行している、1と比べると地味なタスクです。

「1以外のタスクすべて」と言ってもいいかもしれません。

その意味では、1と2は次のように区別できそうです。

  • 1.“ハレ”タスク
  • 2.“ケ”タスク

晴れ(ハレ)と褻(ケ)、つまり非日常と日常という区別です。

一日を構成するタスクをこの2種類に分類したとき、どれくらいの比率になっているのがいいのか?

つまり、どういう比率になっているときに「今日は充実していた」とか「今日は最高の一日だった」と感じられるのかが気になるのです。

例えば、“ハレ”タスクと“ケ”タスクが2:8のときが最高となるのか、3:7なのか。

単純な比率だけでなく、どういう“ハレ”タスクがどれくらいあるのがいいのか、という観点もありそうです。

あるいは、一日単位ではなく数日あるいは一週間単位で比率を見た方がいい場合もあるでしょう。

今回は、なぜこのようなことを考えているのかについて、以下、書いてみます。

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