1998年から20年以上にわたってタスクシュートを使い続けてきて改めて気づくことは、
- タスクシュートは実行支援ツールであると同時に記録ツールでもある
ということです。
「タスクシュート」という名前のついていなかった当初のExcelシートの段階(これを原始タスクシュートと呼んでます)では、実行支援ツールという認識はあっても、記録ツールという認識はありませんでした。
ただ、「今日やるべきことはすべてこのExcelシート上に漏れなく書き出されている」という安心感は当時から実感できていました。
あとは、上から順に実行していくだけです。
タスクを1つ終えたら、次の行に書かれているタスクに取りかかる。
これがツールによる実行支援の実態です。
では、記録ツールという認識はどのようにして生まれたか?
この経緯とその意味について考えてみます。