岡田斗司夫さんによる『いつまでもデブと思うなよ』という本の中に、
- データだけを頼りに飛ぶ計器飛行
という言葉が出てきます。
原文では、この言葉の前に、
自分が食べたものが、どう消化され、どれくらい、どんな形で、どこに蓄えられるのか、見ることはできない。わかることは、何を何時何分に何kcal食べたか、体重が何キロで、体脂肪率が何%か、サイズが何センチという外から計測するデータだけ。
とあり、
つまり有視界飛行ではなく、データだけを頼りに飛ぶ計器飛行とおんなじだ。
と続きます。
このくだりを読んだとき、「タスクシュートもおんなじだ」と感じました。
カロリーも時間も目には見えません。
見えないからこそ記録を通してタスクシュートという“計器”で見える化する。
タスクシュートを使って時間の記録を残しながら仕事に取り組むことで「計器飛行」ができ、この計器に従って行動をコントロールすることができます。
では、この計器飛行はいつまで続ければいいのか?
すなわち、時間の記録はいつまで続ける必要があるのか?
この疑問について考えてみます。