タスクシュートを続けていると、必然的にリピートタスクの数が増えてきます。
毎日繰り返すリピートタスクは特に増えやすいでしょう。
リピートタスクの数が増えれば増えるほど、管理の手間が増えます。
管理の手間とは以下のようなものです。
- 1.タスクを取りかかる順番に並び替える手間
- 2.適切なセクションに配置し直す手間
- 3.実行する手間
1は、毎日最初に行うことであり、タスクの数が多ければ多いほど、並び替えに時間がかかるようになります。
2は、リピートタスクの設定において、各リピートタスクごとに実行するのに相応しいセクションに配置しなおす作業です。
各リピートタスクがそれぞれに適切なセクションに配置されていれば、一日の最初の並び替えの手間を軽くすることができます。
つまり、リピートタスクの並び順を最適化するための作業と言えます。
これは、凝り始めるといくらでも時間をかけられます。
リピートタスクが増えたり減ったりするたびに「最適解」が変化するため、終わりのないパズルを解き続けることになるでしょう。
最後の3は、リピートタスクを実行する手間です。
作った当初は不可欠だったリピートタスクでも、時間の経過とともに、あるいは環境の変化によって不要になっていることがあります。
にもかかわらず、「そこにリピートタスクがあるから」という理由で、つまり惰性で実行を続けてしまうのです。
とはいえ、「もう不要だから削除しよう」という決断がなかなかくだせなかったりします。
「やめるわけにはいかないタスク」あるいは「やめるのが不安なタスク」というものがあるからです。
このあたりについては、この記事でもご紹介した、「1ヶ月後などの先の日程に送っておくことで、一時的にタスクシュート上に現れないようにする(=冷却期間を置く)」という対策が有効です。
今回は、これとは別の、僕自身が最近多用している“別解”をご紹介します。