自分ではコントロールできない「トンネル」をどう活かすか?

前回の記事で「トンネル」について書きました。

ほどよい長さの「トンネル」を複数組み合わせることで、一日をスムーズに駆け抜けることができる、という話でした。

この、ほどよい長さの「トンネル」を複数組み合わせることのメリットをたまたま今日、実感することがあったので、ご紹介します。

自分ではコントロールできない「トンネル」

月に一度、同じ都内ながらも離れて暮らす母の通院の付き添いをしています。

今日がその日だったのですが、この「月イチタスク」には以下のような特徴があります。

  • 開始時刻が決まっている
  • 待ち時間がまちまちである
  • 終了時刻が読めない
  • 毎回だいたい予想外のことが起こる

開始時刻(=予約時刻)が決まっており、毎回病院に到着すべき時刻は一定のため、この部分は「トンネル」を駆使することでうまく調整ができます。

具体的には、「13:30に病院に着く」ように午前中を過ごせばいいので、おのずと午前中の「トンネル」の構成が定番化します。

病院に行くまでにやっておきたいことの“詰め合わせ”を「トンネル」という弁当箱に詰めればいいわけです。

問題は、病院に拘束される時間が伸び縮みすること。

その時間の大部分は待ち時間です。

10分で済むこともあれば1時間以上待たされることもあります。

たいていはiPhoneやiPadで電子書籍を読んで過ごすのですが、急ぎの仕事があれば、iPhoneやiPadで可能な範囲で作業を進めます。

電子書籍を読むだけなら手離れがいいので、読んでいる最中に呼ばれても、つまり割り込まれても特に支障はありません。

一方、作業に取り組む場合は、内容によっては途中で割り込まれると困るものも含まれます。

もちろん、そのような作業を選ばなければいいのですが、「とにかく少しでも進めたい」とせっぱ詰まっているときにはそうも言っていられません。

いつ呼ばれるか分からない中で取り組むことになるため、当然あまり作業効率は上がりません。

では、どんな作業ならこうした状況でもうまく進められるのか?

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