『独学大全』で「シンクアラウド(Think Aloud)」という技法が紹介されていました。
少し長くなりますが、この技法の実行手順部分を引用します。
●1.課題を選ぶ
難しい問題や、読んでいてよく理解できない文献取り組むものを一つ選ぶ。
●2.自分の声を録音できる装置を用意する
ICレコーダーを使うか、普段使いのスマートフォンの録音アプリ(標準装備)でも問題ない。
●3.問題を解きながら、あるいは文献を読みながら、考えていることを声に出す
録音を開始、解く/読む間ずっと、思考(考えていること、頭に浮かんだこと)をできるだけ言葉にして声に出すようにする。
●4.一段落したら、録音を止め、聞き直す
問題が解けない場合や文献を読んでいて行き詰まった場合などは、自分の思考を振り返る好機だ。問題が滞りなく解けた場合も、もちろん聞き直す。
録音された声を聞きながら、問題解決/文章理解の間で行われた自分の思考を追いかける。聞きながらメモを取ったり、全文文字起こししたものを用意して、そこに気付いたことなどを追記したり、修正を加えながら聞くと、より効果的である。
このくだりを読んで真っ先に感じたことは、最近始めたポッドキャストです。