これまでにも「なかなか取りかかれないタスク」については何度か書いてきました。
- もう何日も先送りを重ねてきている仕事に今日からサッと取りかかる方法(2020年9月6日の記事)
- 先送りしがちなタスクは分解分割分散方式で進める(2020年9月12日の記事)
- なかなか取りかかれないタスクは気づかないうちに自らハードルを上げているかも?(2020年12月17日の記事)
これらの記事で紹介している方法をどれか1つでも採り入れることで「なかなか取りかかれないタスク」に取りかかるための突破口が得られるはずです。
とはいえ、上記の方法が有効なのはあくまでも「タスク」です。
すなわち、何をすればいいのかは分かっているが、どうにも取りかかりあぐねている状況です。
では、方向性は見えているものの、さしあたって何から始めればいいのかが分からないために停滞している場合はどうすればいいか?
これは「手強いプロジェクト」を抱えているとき、と言い換えることができます。
たとえば、「4月1日の入社式でスピーチをせよ」と上司から指示されたとき。
スピーチ内容はある程度は任されているにしても、そこには目に見えない境界線があり、これを踏み越えることは許されないでしょう。
つまり「正解」を明確に定義できないのです。
そうなると、当日までの残された時間のうち、どれくらいの時間を割り当てればいいのかも決まりません。
これは手強い。
2つのアプローチ
このような「手強いプロジェクト」に取りかかるには次の2つのアプローチがあると考えています。