「セクション」ごとに何をやるかの最適解をどう決めるか・その5

前回の記事の続きです。

セクションをうまく使えていることは、そのままタスクシュートをうまく使えていることに通じる、と考えています。

では、どのような状態が「セクションをうまく使えている」と言えるのか?

それは、以下の2つの条件が整っているときです。

  • 1.自分にとってしっくりくるセクション分けが行われていること
  • 2.セクションごとに何をやるかの最適解が明確になっていること

とはいえ、まず目を向けるべきは2です。

2が整えば、おのずと1も整うからです。

セクションごとに何をやるかの最適解が明確になっている、すなわち各セクションごとに何をすればいいのかが決まっていると、調整の余地が最小限に抑えられるため、一日全体のプランを素早く立てることができ、その後の実行もスムーズに運ぶようになります。

この「最適解」を考える上で、セクションの「材質」が重要になってきます。

セクションを「容れ物」と捉えたとき、そこにどれだけのモノを入れられるのかはその「材質」に左右されるからです。

あくまでも喩えですが、もし、セクションが「木」でできていたら、入れられるモノの分量はセクションの容積によって決まります。

以下のようなイメージです。

では、もし「ゴム」でできていたらどうなるか?

伸縮性があるため、木製よりも多くのモノを入れることができるでしょう。

実はタスクシュートのセクションには「木製」と「ゴム製」の2種類があります。

このことが最適解を考える上でどのように役に立つのか?

これについて掘り下げていきます。

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