前回の記事の続きです。
ひと言でいえば、宅配クリーニングによって得られている「効果」をタスク管理、とりわけタスクの取りかかりにも応用できないか、について考えました。
宅配クリーニングであれば、通常の「店舗に足を運んで衣類を預け、後日ふたたび店舗に赴いて預けた衣類を回収する」方式で生じがちな
- うっかりクリーニングに出すタイミングを逸して溜めてしまう
- 預けたまま回収するのを忘れる
といったエラーをゼロにすることができる。
同様に、タスクの取りかかりにおいても、通常のやり方で生じがちな
- うっかり取りかかるタイミングを逸して手がつけられなくなる
というエラーをゼロにするにはどうすればいいか、すなわち「宅配クリーニング」の原理をタスクの取りかかりにどのように取り込めばいいかを考えることになります。
以下、僕自身が一部のタスクで実現している「取りかかる」代わりに「取りに来てもらう」方式について、事例を交えてご紹介します。