2つの使途不明時間

以下の記事について、ご質問をいただいたので、本記事で掘り下げてみます。

まず、この記事では使途不明時間に対する僕の中での位置づけを改めて問い直しています。

書き終えた時点で、実は当初の想定とは異なる着地点に降り立っていたことに気づき、そこで初めて「問い直し」を自覚した、という経緯があります。

この記事に対して最初にいただいたご質問は以下です。

今回の内容は使途不明時間をあえてそのままにしておくことで、「自責の念を減らす」という理解でよかったでしょうか。

ふりかえったときに14:00-14:12の「空白の時間」は記録されている時間のために必要な時間だったと捉えられる、というように読み取れました。

タスクシュートを使うことで、やろうと思えば使途不明時間をゼロにすることができます。

僕自身、タスクシュートを使うまでは当然のように使途不明時間の在る日々を過ごしていました。

より厳密に言うなら、使途不明時間というものを気に掛けることのない日々を過ごしていた、ということになるでしょう。

家計簿をつけてみて初めて使途不明金が気になるのと同様に、タスクシュートで時間の記録をつけてみて初めて使途不明時間が顕在化するわけです。

ここまで書いて、使途不明時間には2種類あることに気づきます。

というより、使途不明時間に対する捉え方は2通りに分かれるのです。

区別するためにそれぞれ末尾にAとBを付けて、その違いを考えてみます。

  • 使途不明時間A:記録してみて初めてその存在に気づいた、伏兵のような存在
  • 使途不明時間B:あえて記録せずに空白の時間としてその存在を認知した、浪人のような存在

ここで言う「浪人」とは戦国時代における用語で、武将がそれまで仕えていた大名家を離れ、野に下った状態の呼称です。

そして、冒頭の記事における使途不明時間は「使途不明時間B」について書いていました。

では、この「使途不明時間B」をあえて許すことでどんな効果が得られるのか。

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