これまでの人生をふり返ってみると、生まれてから今に至るまで途切れることなくずっと続いてきていることに気づきます。
当たり前のことだと思われるかもしれませんが、これは実に驚くべきことです。
ずっと「地続き」なのです。
そして、生きている限りは今後も絶えることなくこの「線」が伸び続けていくことになります。
とはいえ、実際には小刻みに途切れています。
睡眠という断絶があるからです。
そういう意味では本当の意味で途切れることなくずっと続くのは、朝起きてから夜寝るまでの活動時間ということになります。
つまり、1日単位の「ワンシーン・ワンカット」が毎日続いていくのです。
だからこそ、一日の最初に「昨日、何してた?」というふり返りからスタートすることが重要になってきます。
今日というワンシーンを滑らかに「収録」する上で役に立つからです。
「昨日、何してた?」の問いに答えるためには、昨日の自分の行動が逐一写し取るように記録に残っていると便利でしょう。
タスクシュートはまさにそのためのツールと言えます。
タスクシュートのログを読み返すことで、「昨日、何してた?」の問いに淀みなく答えることができます。
もちろん、そのためには「昨日」についての詳細な記録を残しておく必要があります。
その上で、「今日は何をする?」の問いに向き合うことで、理想ではなく現実に沿ったプランを立てることができます。
ところで、前回の記事で「長回し」について言及しました。
明けて今日、たまたまNetflixで英国発の「アドレセンス」という全4話から成るシリーズドラマに目が留まりました。
正直なところ、第一印象はさほどピンとは来なかった作品で、普段ならスルーしていたでしょう。
でも、ある理由から「あ、これは観よう」ということになり、すぐに第1話の再生をスタート。
以下、目に留まってから第1話を見終えるまでの「流れ」です。