残したメモを後から確実に役立てるためのワークフローを決めておく

タスクが一つ終わるたびに「タスク実行後のコメント」によって残す記録とは別に、不意に思いついたアイデアややるべきことをその場で捕らえるためのメモがあります。

記録とメモは似たような意味合いですが、ここでは便宜的に以下のように区別しておきます。

  • 記録:タスク実行後に、そのタスク実行中の反省や発見
  • メモ:実行中のタスクとは直接関係のない閃きや思いつき

記録は、

という具合に一直線の流れの終端に位置するため、慣れてくれば記録をし忘れることはほとんどなくなるでしょう。

習慣化が容易なのです。

一方メモは、

という具合に流れが分岐するため、メモの手順が明確になっていないと元のタスクに戻るまでにもたついてしまいます。

メモのワークフローを決めておく

もちろん、何かを閃いたり思いついたりしたら、その場にある紙片に書き付けておいて、すぐに元のタスクに戻るという方法でもいいでしょう。

ただ、この場合は、その「紙片」を後から確実に回収するところまでを手順として確立しておかなければ、メモした内容はもちろんメモしたこと自体も忘れてしまうかもしれません。

メモの「ワークフロー」を決めておく必要があるのです。

具体的には以下を明確にします。

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