タスクシュートを使うことで“脱線”に対する抑止力が高まる

前回、何かに集中できているときは、自分の背後に「目」がいて、自分自身が見ているものを見守っている、という話を書きました。

要約すると、

  • 現在取り組んでいるタスクについての記録(開始と終了時刻の入力)をタスクシュートに遅滞なく残せているときは、この「目」に見守られている感覚がある

ということになります。

とはいえ、タスクシュートを使い始めたばかりの頃は「開始時間を入れ忘れた!」とか「いつの間にか脱線していた!」といった“事故”が起こります。

言ってみれば「目」の発達が不十分なのです。

それでも、続けるうちにだんだん「目」が冴えてきて、そしてあくまでもイメージですが「目」が増えていくのです。

目の前の仕事に対する集中度が上がっていきます。

これは一般的には「集中力」が発揮できている状態と形容されるところでしょう。

でも、「集中力」というチカラは「筋力」や「走力」のように意図的に高めることは難しいと感じます。

できたとしても数値化できるものではないでしょう。

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