タスクシュートのデイリーリストにはその日に行うすべてのタスクをリストアップしますが、ここに含まれるタスクは以下の3つのクラスのいずれかに“所属”することになります。
- 一軍
- 二軍
- ベンチ
「主役」と「脇役」と「モブ」でもいいのですが、とにかく3種類のクラスのいずれかに振り分けられるのです。
同じタスクでも、日によって一軍になったり二軍になったりベンチ入りしたり、所属するクラスは変動します。
毎朝その日のデイリーリストを見て「今日はこのタスク(あるいはプロジェクト)に注力しよう」と心に決めることがあるでしょう。
このときに注力すると決めたタスク(あるいはプロジェクト)がその日の「一軍」です。
「二軍」は一軍に準じるもので、一軍の次に力を入れることになります。
残った「ベンチ」は、特に強く意識しなくても淡々と実行できるタスクです。
とはいえ「ベンチ」に属するタスクは優先度が低いかといえば、さにあらず、これらのタスクを低い負荷で滞りなく行えているからこそ、「一軍」や「二軍」に割ける時間やエネルギーを確保できています。
タスクシュートはむしろこの「ベンチ」なタスクを確実にこなすうえで役に立つと言えます。
では、一軍や二軍はどうか?
これらをうまく進めるための工夫について考えてみます