タスクシュートに限らず、タスク管理でやっていることは記録というバトンをつなぐリレーと言えます。
タスクシュートはとりわけこの記録のバトンリレーにこだわるタスク管理手法です。
- 1.予定を立てる代わりに、実行したことを記録するところから始める
- 2.残した記録をもとに翌日の予定を立てる
- 3.記録の一部はリピートタスク化することで予定が自動的に立つ
1と2は特別なツールを使わなくても、それこそ手帳でも実践できるでしょう。
3については、ツールを使うからこそ実現する、デジタルならではの特長です。
ただ、上記の3ステップは取りかかったその日のうちに完了できる仕事については比較的うまくいくのですが、2日以上かかる仕事については一工夫必要になります。
2日以上かかる仕事とは、いわゆるプロジェクトです。
なお、その日のうちに完了できる仕事は区別のためにデイリータスクと呼ぶことにします。
最近ひんぱんにTickTickを取り上げているのは、このツールがプロジェクトを進める上でタスクシュートではカバーできない課題を解決してくれるからです。
とはいえ、デイリータスクにしろプロジェクトにしろ、その基本は、
- 仕事は記録に始まり、記録で駆動し、記録に終わる
です。
今回は、プロジェクトにおける「仕事は記録に始まり、記録で駆動し、記録に終わる」について事例を交えてご紹介します。