Twitterコミュニティ「タスクシュートユーザーの集い」にて
以下のご質問をいただきました。
大橋さんだったら(IT業界の)WBS的などの組織的なタスク管理を求められる仕事をするとき、どう個人のタスクシュートと折り合いを付けるか知りたいです!
まさに僕自身が会社員時代、そしてフリーランスになってからも似たようなシチュエーションがありました。
個人のタスクシュートによるタスク管理と、チーム指定のツールによる進捗管理と、管理コストが無駄に増えるシチュエーションです。
そのときにどのように対応していたのかをもとに回答します。
問題は記録が分散すること
チームで仕事をする限りは、指定ツールによる進捗管理からは逃れられません。
たとえば、チームで導入しているプロジェクト管理ツールに予定や実績を入力する手間が生じるのです。
個人でタスク管理ツールを使っていない人にとっては、このプロジェクト管理ツールが唯一の管理ツールになるため、さほど問題はないでしょう。
一方、このようなプロジェクト管理ツールとは別に、タスクシュートのようなタスク管理ツールを使っている人にとっては、タスクシュートとプロジェクト管理ツールの両方に予定や実績、さらにはコメントなどを入力することになるため、余計な手間と時間が発生します。
いっそ、個人でのタスク管理(タスクシュート)はやめて、チームのプロジェクト管理ツールに一本化してしまえば良さそうです。
でも、チームのプロジェクト管理ツールには載せない、個人で完結するタスクもあるため、この管理のためにはやはり個人でのタスク管理は欠かせません。
一番の問題は、記録が2つのツールに分散してしまうこと。
タスクシュートだけを使っているなら、タスク実行の記録はすべてタスクシュートに集約できますが、ツールが増えると当然分散してしまい、必要なときにすぐに見つけ出せなくなるのです。