「割り込み」や「脱線」に対する3つのスタンス

毎日その日にやることをタスクとしてリストアップし、取りかかる順番に並び替えた上で一番上のタスクから順番に実行しています。

それでも、このリストの順番通りに一つのタスクも飛ばすことなく最後のタスクにまでたどり着けることはまれです。

というより、おそらくそのような日は一度もなかったはずです。

なぜなら、必ず何かしらリストにはないタスクが発生し、これに対応することになるからです。

それは予定外のタスクであり、誰かからの「割り込み」であることもあれば、自ら“余計”なことに手を出すこともあります。

後者は「脱線」と呼ばれたりします。

「割り込み」や「脱線」は必ず起こることであり、起きてしまったら対応するほかありません。

自分のコントロールの及ばない「割り込み」については手の打ちようがありませんが、「脱線」であれば自分のコントロール下にあるはずですから何とかできるのかもしれません。

でも、単に僕の意志が弱いだけかもしれませんが、この「脱線」というものを完全にブロックできたことは一度もありません。

つまり、誰からも「割り込み」がなかった日でも、ほかでもない自分自身による「脱線」によって、その日のリストは崩れていくのです。

やろうと思っていたことの一部は先送りすることになり、終わらせようと思っていたことは仕掛かり止まりとなり、ひどくいたたまれない気持ちで一日を終えることになります。

この現実にどう対応すればいいか?

  • 1.最初にリストアップすることなどせずに、見切り発車してしまう
  • 2.「割り込み」は上手く交わし、「脱線」は極力避ける
  • 3.「割り込み」も「脱線」も“ノーガード”で受け入れる

といった3つの対応方法を考えてみました。

1を選ぶ場合はタスクシュートを続けるのは難しいでしょう。

2を選ぶ場合は何とかタスクシュートを続けられそうです。

3を選ぶ場合は一見するとタスクシュートを続けるのは難しそうですが、続けられなくもないように思えます。

どれか1つが正解で残りは不正解というわけではなく、どれも「アリ」だと僕は考えています。

とはいえ、それぞれにメリットとデメリットがあるため、絶対に外せないメリットあるいは絶対に避けたいデメリットを基準にして選ぶことになるでしょう。

それぞれ詳しく見ていきます。

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