タスクシュート越しに現実を捉える

引き続き「網」について考えていきます。

最初の記事は文章のみだったため、2つ目の記事ではイラストを描いてみたところ「イメージが湧いた」というご感想をいただきました。

僕自身も、イラストを描くことでさらに理解が進み、網に対する“解像度”が上がったと感じます。

タスクシュート越しに現実を捉える

いま「解像度」という言葉を使いましたが、誰しもが何らかのフィルタを通して世界を見ています。

このフィルタは多層のレンズのようなもので、これまでに身につけてきた知識や習慣によって何層にも重なっています。

このレンズは偏見とも呼ばれます。

レンズ越しに世界を見ているのであれば、レンズを変えることで見えるものも変わってきます。

今までぼんやりとしか目に入ってきていなかったことがクッキリと見えるようになったり、逆にそれまで見えていたものが背景に沈んだりすることもあるでしょう。

「網」としてのタスクシュートにもこのレンズのような側面があると考えています。

すなわち、現実をタスクシュートを通して見ているわけです。

図にすると以下のようになります。

関連記事