前回の記事の続きです。
Evernoteに保存した情報を「活用」するために、次のいずれかのツールに転記。
- Todoist(タスクの素)
- Logseq(論文やプレゼン資料の材料)
このうち、Todoistに転記された情報が「多面差し」の対象となる、ということで、
- タスクシュート → Evernote → Todoist(多面差し)
という一連の流れについて事例を交えてご紹介しました。
Evernoteに残したままでは「活用」が進まないので、Todoistに転記するわけですが、そもそも、
- なぜEvernoteに残したままでは「活用」が進まないのか?
- Todoistに転記すると「活用」が進むのはなぜか?
という疑問が浮かぶでしょう。
最初のうちは、すなわちTodoistに転記した情報の総数が少ないうちは、「多面差し」の対象としてもれなく巡回することができます。
でも、転記した情報が一定数を超えると、巡回しきれなくなる、目が行き届かなくなります。
Todoistに転記しさえすれば万事OK、というわけでは、当然ながら、いかないわけです。
僕自身は、これまでに次の2つの方法を試してきました。
- 1.Evernoteに残したまま、Evernoteの機能を駆使しつつ工夫をする
- 2.Todoistに転記したうえで、Todoistの機能を駆使しつつ工夫をする
1の工夫は残念ながらうまくいきませんでしたが、2の工夫は効果を実感できています。
これは、TodoistがEvernoteよりも機能的に優れている、というわけではなく、あくまでも今回の目的に適うのがTodoistである、ということです。
これを踏まえて、
- なぜEvernoteに残したままでは「活用」が進まないのか?
- Todoistに転記すると「活用」が進むのはなぜか?
について考えてみます。