記憶に頼りすぎず、かといって記録に依存しすぎない

仕事を進める上で、「記憶すべきこと」と「記録すべきこと」を明確に区別することが重要だと考えています。

具体的には、仕事を進める中で次々と立ち現れる情報に対して、次のいずれかに振り分けることになります。

  • この情報は頭に入れて(=記憶して)おいて、いつでも瞬時に引き出せるようにするべき
  • この情報は安全な場所に保存(=記録)しておいて、必要なときにすぐに引き出せるようにするべき

これとは別に「忘れてもいいこと」も中にはあるでしょう。

  • この情報は今の自分には直接関係しないので、いったん忘れてしまってもOK

という判断です。

まとめると、

  • 記憶すべきこと
  • 記録すべきこと
  • 忘れてもいいこと

という3種類に振り分けることになります。

理想は、目にした情報をことごとく記憶してしまえることです。

何を記録するべきかも何は忘れてもいいかも考えなくても済むからです。

とはいえ、現実には難しいため、この3つの振り分けが欠かせません。

タスクシュートを使うことは、この振り分けに向き合うこと、と言い換えることができます。

使い続けるほどに、おのずと振り分けの精度が上がっていきます。

振り分けの精度を上げるための5つのステップ

タスクシュートに並んでいるタスクは、次に何をすればいいのかを思い出すための目印のようなものです。

そして、この目印は記録から生成されます。

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