時間を2Dではなく3Dで捉える・その4

ここまで書いてきた「時間を2Dではなく3Dで捉える」シリーズですが、その狙いとするところは

  • 2Dでは見落としてしまうところを3Dで補完する

ことです。

例えば、今日一日という時間をどのように過ごすかを考えるとき、2Dでは「長さ」で把握しようとします。

一方、3Dでは「長さ」に加えて「奥行き」も視野に入ってきます。

言うなれば、2Dはバードビューであり、3Dはドライバーズビューということになります。

バードビュー(鳥の視点)では俯瞰ができるため、時間の長さを相対的に捉えることができます。

一方、ドライバーズビュー(運転者の視点)では時間の長さが見えなくなり、常に「今」だけが目に入ってくることになります。

タスクシュートでタスクが並んでいる画面は2Dですが、実行中は実行者目線では3Dに切り替わっているはずです。

この切り替えスイッチに当たるのがタスクの開始ボタンです。

タスクシュート上でタスクを1つ選び、開始時刻を入力すると、それまでの2Dから3Dに切り替わるわけです。

タスクの実行を終え、終了時刻を入力すると、3Dから再び2Dに戻ります。

こうして、2Dと3Dを行き来しながらタスクを一つひとつ実行していくのですが、これはゲームで言えば、ワールドマップの画面と各ステージの画面を行き来する様子に似ています。

ここから分かることは何か?

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