プロジェクト管理はどんなツールで行えばいいかを考える

前回の記事の続きです。

問題は、日々のタスク管理の過程で次々と湧き出てくる情報をどのツールに預けるかです。

複数のツールを使っている場合は、それぞれの「得意」に合わせて振り分けていくことになりますが、この振り分けはツールの数が増えるほどに難易度が上がっていきます。

それゆえに、振り分け先となるツールはなるべく少数精鋭にしたいところです。

現状は、しかし、なかなか絞り込めずにいます。

これは、クレジットカードを複数枚使い分けているときの状況に似ています。

カードごとにおトクになる(=ポイントがたくさんもらえる)支払い先や支払い方法の組み合わせが次々と湧き出てくるため、獲得ポイントを最大化しようと思えば、守備範囲を広げる、すなわちたくさんのカードを保持して使い分けるしかありません。

ここで考えるべきは、保持と使い分けのコストが得られるリターン(ポイント)に見合うのか、でしょう。

例えば、Suicaなら店頭の端末にタッチするだけで済みますが、バーコード決済の場合はスマホのロックを解除し、アプリを立ち上げ、場合によっては認証を行って初めて決済が行えます。

慣れてしまえばこの手間は気にならなくなるかもしれませんが、仮にもらえるポイントがSuicaと変わらないのであれば、手間の分だけアシが出ていることになります。

ツールの使い分けにも同じことが言えます。

今のところ、以下のツールを併用しています。

  • Evernote
  • Todoist
  • Scrapbox
  • Dynalist

現状の「布陣」は発展途上であり、「アシが出ている」という認識があります。

とはいえ、いきなりベストな布陣に切り替えるのは容易ではないため、少しずつ移管を進めながら絞り込みを進めています。

今回は、プロジェクト管理はEvernoteとScrapboxのどちらで行うのがいいか、について掘り下げてみます。

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