まだ結論は出ていないのですが、「時間管理」における「管理」という言葉が実態と合わなくなってきていると感じており、これを別のより実態に合った言葉に変えた方がいいのではないか、と考え始めています。
例えば、以下の記事でご紹介した「現世(うつしよ)のセクション」と「常世(とこよ)のセクション」の区分けはタスクシュートを実態に合わせるための工夫の1つです。
では、その「実態」とは何か?
それは「プランを立てても、必ずしもその通りに行動できていない」という現実です。
プランを立てる理由は、時間という限りある貴重なリソースを最大限効果的に活用するためでしょう。
お金で言えば、予算を立てることに通じます。
何にどれだけのお金を投じるのか、その最適な配分をあらかじめ決めておくことで、リターンを最大化しようとする、あるいはロスを最小化しようとするわけです。
好例は遠足における「おやつは300円まで」問題です。
この制約があるおかげで、お金を「うまく」使うことができます。
一方、時間はどうか?
タスクシュートを使うことで、「今日使える時間は18時間まで」という制約を明確に数値化できます。
でも、お金ほどは「うまく」使えないことが多いと感じます。
それはなぜか?
まずはこの問いから考えてみます。