名付けがたい「あいまいな時間」に向き合うからこそ得られるもの

前回の記事の続きです。

確定申告にまつわる作業に没頭してしまったがゆえに、タスクシュートに記録するタイミングを逸していたことに気づいたとき。

タスクシュートを見ると、最後のタスク完了から2時間半以上が過ぎている。

つまり、「確定申告にまつわる作業」に2時間半を費やしたことになります。

このようなとき、タスクシュートにどのように記録を残すか。

一番簡単なのは

  • 10:42~13:20 確定申告

のように一つにまとめて入力することです。

2時間半の間ずっと確定申告に関する作業だけに取り組んでいたわけではなく、実際には途中でメールチェックをしたり、コーヒーを淹れたり、スクワットをしたり、といった「不純物」が含まれていたりもするでしょう。

そうであったとしても、それらもひっくるめて「確定申告」という箱に収めてしまうことで、いったん区切りを付けることができます。

ここで「実際には10:42から15分くらいは確定申告関連のYouTube動画を見ていたはずで、その後は…」と思い出せる限りの「内訳」を正確に記録に残すこともできるでしょう。

それでも、あえてそれをせずに区切りを付けてしまう。

こうすることで初めて次に進めることがあるからです。

ヒントは「意図せずして起こした行動」の中にあります。

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