バレットジャーナルの「マイグレーション」から学んだこと

以下の記事の続きです。

バレットジャーナルにおける「デイリーログ」とタスクシュートの記録とは役割がかぶるために併用が難しい、という内容でした。

引き続き、『バレットジャーナル人生を変えるノート術』を読み進める中で「マイグレーション」というキーワードが目に留まりました。

すでにバレットジャーナルを実践していらっしゃる方にはおなじみの“操作”かと思いますが、ここにデイリーログとタスクシュートを併用するためのヒントがありそうです。

マイグレーションとは「移動」や「移住」といった意味で、バレットジャーナルにおいては、コレクション間で書いた内容を移動させることを言います。

コレクションとは、バレットジャーナルの構成要素であり、以下のような種類があります。

  • インデックス
  • フューチャーログ
  • マンスリーログ
  • デイリーログ
  • 思考の目録
  • カスタムコレクション

各コレクションに書いた内容を別のコレクションに移動させるわけです。

移動といっても、書いた内容は手書きのため実際には転記することになります。

この「転記する」という行為、デジタル一辺倒の僕にとっては実に効率の悪い、できれば避けたい“操作”だと考えていました。

でも、本書を読み返してみたところ、むしろ効率が悪いからこそ意味があるのではないか、と考えを改めました。

同時に、複数のコレクションの存在意義についても、理解が深まりました。

タスクシュートが扱う内容は上記のコレクションで言うところの「デイリーログ」に該当します。

言い換えれば、タスクシュートはデイリーログという単一のコレクションしか持たない“システム”のため、月単位(マンスリー)や明日以降の未来(フューチャー)については、別途ツールを併用する必要がある、ということです。

では、どのように併用していけばいいか。

このあたりについて考えてみます。

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