Re: タスクの実行記録をどう活かすか

以下の記事にご質問をいただいたので本記事で回答します。

こちらの一文、「不意に昨日は「後回しにせずに最優先で取り組もう!」と思い立ち、実行」、この実行に踏み切るには何かトリガーがありましたか? 前文に「常態化には当然気づいていたが、不本意ながら受け入れざるを得ない」との記述があり、その「後回し化ルーチン」を崩すほどの影響力を及ぼすものは何だったのか、気になりました。

補足しますと、

  • 1.できれば早い時間帯に実行したいルーチンを、後回しにすることが常態化していた
  • 2.早い時間帯に実行できている時期もあったが、現状は「なぜか」実行できていない
  • 3.それが、「不意に」早い時間帯に実行してみた

という流れです。

ここには2つのブラックボックスが見て取れます。

2の「なぜか」と3の「不意に」です。

いずれも、生身の人間ならではだなと改めて感じます。

つまり、機械のようにひとたびベストな手順を確立しさえすれば、以降は二度と引っかかることなく確実に実行できる、わけではないのです。

タスクシュートはこのあたりの「弱さ」を補完する上でも役に立ちます。

まずは上記2つのブラックボックスの中身を覗いてみるところから始めます。

現状は「なぜか」実行できていない、その理由

改めて流れを整理します。

  • 1.できれば早い時間帯に実行したいルーチンを、後回しにすることが常態化していた
  • 2.早い時間帯に実行できている時期もあったが、現状は「なぜか」実行できていない
  • 3.それが、「不意に」早い時間帯に実行してみた

1は、繰り返し同じ道を通ることでそこに「轍(わだち)」ができてしまっている状況です。

そこから抜け出そうとしてもハンドルを取られてコントロールが利かず、結果として不本意ながら常態化を甘んじて受け入れることになってしまうわけです。

ところで、この「轍」の実態は何か?

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