『全面改訂版はじめてのGTDストレスフリーの整理術』を読み返す中で、「次にとるべき行動リスト」についての記述が目に留まりました。
すでに持っていたイメージと異なる内容だと感じたからです。
「あれ、そういうことだったの?」と。
単に、きちんと理解できていなかっただけかもしれません。
具体的には次のように書かれていました。
これまでに述べた以外の行動については「次にとるべき行動リスト」に書き込んでいこう。これはカレンダーとともに、1日の行動をつかさどる重要なリストとなる。
2分以上かかり、誰かに任せることができないと判断した行動は、どこかで把握しておかないといけない。「予算会議についてジム・スミスに電話する」「友人にメールして家族の近況報告をする」「年次営業総会のアイデアを書く」などは、このリストに記入しておきたい行動のリマインダーだ。
そして、このリストはいつでも見られるようにしておこう。20~30個程度の行動しかなかったら一つの「次にとるべき行動リスト」にまとめればいいだろう。だがほとんどの人は50~150個のとるべき行動があるはずだ。この場合は、「次にとるべき行動」をサブカテゴリに分けて整理していくといい。
なお、引用文の最初に「これまでに述べた」とありますが、「これまで」とは以下の3つのカテゴリーを指します。
- プロジェクトリスト
- プロジェクトの参考情報
- カレンダー
行動を起こす必要があるもののうち上記の3ついずれでもないものが、
- 次にとるべき行動リスト
に書き込まれるわけです。
そして、この「次にとるべき行動リスト」に当たるものは僕自身すでにタスクシュートに組み込んでいたことに気づきました。
とはいえ、僕がタスクシュートに組み込んでいるものは厳密には「次にとるべき行動リスト」ではありません。
「プロジェクトリスト」や「プロジェクトの参考情報」に振り分けるべきものも含まれているからです。
それゆえに、改めて「次にとるべき行動リスト」に振り分けるべきものに限定した方がいいなと感じました。
このあたりについて、詳しく掘り下げていきます。