タスクシュートを「網」と捉える

6年ほど前に、タスクシュートの実態は「自分にとってベストなテンプレート」を作ることということで、以下のようなイラストを描いたことがありました。

スパイ映画などでよく見かけるケースです。

ケース内にはウレタン製の分厚いシートが詰まっており、予めそこに入れる予定のガジェットやウェポンなどの形に合わせて窪みがくり抜いてあります。

この窪みがあるため、このケースで持ち運ぶべきモノについては持ち出し忘れる心配がありません。

それぞれの窪みにガジェットやウェポンなどを一つひとつ詰めていき、すべての窪みが埋まれば、このケースで運ぶモノについてはすべて揃ったことになるからです。

言うなれば、ケースと持ち物リストが一体化したものと言えるでしょう。

そして、タスクシュートはこのケースのような役割を担っていると、当時は考えていました。

タスクシュートは一日分のタスクの容れ物であると同時に、予めその日に行う予定のタスクのための“窪み”がくり抜いてあるからです。

ここで言う“窪み”とはリピートタスクのことです。

とはいえ、この喩えにはやや無理がありました。

現実の一日は、必ず予定外のタスクが少なからず発生するものであり、上記のようなスペース効率の悪い、予定外の荷物はいっさい入れられないケースは実用に耐えないからです。

そこで、2022年になって新たに思いついた喩えが「網」です。

今日思いついたばかりの喩えではありますが、個人的にはしっくりと来ています。

タスクシュートを「網」と捉えるとはどういうことか?

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