「ちゃんとやれる日」は永遠にやってこない

今はちゃんとやれる状態ではないので、明日改めて取り組む。

そのように決意して、今日手に負えなくなったタスクを「ちゃんとやれる日」と見込んだ明日に託す。

果たして、その「明日」になったとき、本当に「ちゃんと」やれるでしょうか?

少なくとも僕自身はやれないことの方が多いです。

そして、

  • 今日=ちゃんとやれない日
  • 明日=ちゃんとやれる日

という解釈を改めない限り、冒頭の決意を毎日くり返すことになってしまいます。

「ちゃんとやれる日」のはずの明日になると、途端に「ちゃんとやれない日」に変異するからです。

新品のiPhoneが開封した途端に中古のiPhoneに変異するのと同様にです。

そもそも人はなぜ「ちゃんとやれる」ことを希求するのでしょうか。

おそらく「デフォルト」の状態では「ちゃんとできない」と認識しているからでしょう。

それゆえ、何らかの形でスイッチを入れることで「ちゃんとやれる」状態に切り替える必要がある。

以下はイメージです。

▼「デフォルト」の状態

▼「ちゃんとやれる」状態


ただ、この切り替えにはけっこうなエネルギーを要します。

それゆえに、エネルギーに満ちている「明日」への期待が高まるわけです。

でも、「明日」まで待たずに「今日」やれた方が良いはずです。

そのためにはどうすればいいか?

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