1998年から使い続けているタスクシュートですが、実は一時的に使用を中止していた時期があります。
その時期は日々どのように仕事をしていたのかというと、
- 1.テキストファイルにその日に「やるべきこと」をリストアップ
- 2.1をときどき見ながら「やるべきこと」に一つずつ取り組んでいく
という「普通」のやり方です。
たとえば、以下のようなイメージです。
- B社の販売管理システム概要設計
- I社連載記事執筆
- 源泉税納付書作成
- 部屋整理
このやり方の問題点は、以下です。
- 「やるべきこと」に取りかかる順番が決まっていない
- それぞれの「やるべきこと」にかかる時間が分からない
- それぞれの「やるべきこと」にかかった時間が後から分からない
- それぞれの「やるべきこと」についてまず何をすればいいのかが分からない
- 実はほかにも「やるべきこと」がある
- 一日の終わりに「今日はうまくいったのかどうか」がよく分からない
ほかにもいろいろありますが、とりわけ最後の、
- 一日の終わりに「今日はうまくいったのかどうか」がよく分からない
という点が実に深刻だと個人的には考えています。
この点を中心に、この「やるべきことリスト仕事術」の問題点を分析しつつ、改善するための方法を考えてみます。