過去の日記を対象に「プロジェクト」というキーワードで全文検索をしてみたところ、同じ言葉でもまったく異なる意味合いで使われていることに気づきました。
- 学生時代(~1996年3月)
- 会社員時代(1996年4月~2000年3月)
- 独立後~現在(2000年4月~現在)
学生時代はともかく、会社員時代と独立後とで顕著な違いが見られます。
会社員時代におけるプロジェクトは「部屋」のようなものであり、所属するチームと同義であり、同時期に複数のプロジェクトにアサインされる(兼務する)ことはありましたが、自分が現在どの「部屋」に居場所があるのかは常に明確でした。
自分を含むメンバー一人ひとりがどのプロジェクトにアサインされているかは会社が一元管理していた、してくれていたわけです。
これは今から振り返ると実に安心感のある、ありがたい体制と言えます。
一方、独立後のプロジェクトは「バッジ」のようなものであり、会社員時代と同様に同時期に複数のプロジェクトを掛け持ちすることがあり、しかし、会社員時代と違って自分が現在どんな「バッジ」をいくつ身につけているのかは時々立ち止まって確認しないと分からなくなります。
タスク管理におけるプロジェクトは当然、後者の「バッジ」としてのプロジェクトです。
それぞれのバッジには期限と目的地が定められており、期限までに目的地にたどり着いて、そこで待っている人にバッジを手渡すことでプロジェクトは完了となります。
いつの間にかたくさん身につけることになってしまった「バッジ」を一つも落とすことなく期限までに目的地に届ける。
これが現在の僕にとってのプロジェクト管理ということになります。
そうなると、まずもって必要になるのが
- 現時点で自分が抱えている「バッジ」の数を把握すること
でしょう。
会社の代わりに自分自身が一元管理する役割も兼務する必要があるわけです。
では、具体的にはどのように進めればいいか?
以下3つのステップでご紹介します。
- プロジェクト管理ツールを1つ決めて、ここで一元管理を行う
- 毎日少しずつ着手しては翌日の自分にリレーする
- 定期的に進捗確認ミーティングを設定する