抱えているプロジェクトを4つのタイプに分ける

プロジェクト、すなわち「完了までに2日以上かかる取り組み」をどのように進めるのかは悩ましい問題です。

プロジェクトの数だけやり方があるように思えるからです。

基本はプロジェクト1つにつき1つずつプロジェクトノートを作り、このプロジェクトノートを軸に進めていくことです。

ただ、この方法でうまくいくプロジェクトと、うまくいかないプロジェクトがあることも事実。

そこで、改めてプロジェクトのタイプというものを考えてみました。

具体的には以下の2つの観点でプロジェクトを捉え直した上で4つのタイプに分ける、という試みです。

  • 期限がある、ない
  • ゴールが既定、未定

ここから以下の4つのタイプが導き出せます。

  • 1.期限がある+ゴールが既定
  • 2.期限がある+ゴールが未定
  • 3.期限がない+ゴールが既定
  • 4.期限がない+ゴールが未定

例えば、「確定申告」は明確な期限が設定されており、最終的に何をすればいいのかのゴールが明確なプロジェクトですから、1に当たります。

一方、「海外移住」は期限もゴールも決まっていない状態で始まることが多いプロジェクトであり、その意味では期限とゴールを決める(いつまでにどの国のどの辺りに移住するのかを決める)こと自体がプロジェクトのゴールと言えますので、4に当たります。

このように、プロジェクトを各タイプごとに分けてみることで、それぞれについてどのように進めればいいのかをある程度定式化できるのではないか、と考えています。

そこで、まずはこの4つのタイプそれぞれの特徴について掘り下げてみます。

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