2021年10月に投稿した記事をもとにクイズを作りました。
復習も兼ねて、ぜひ取り組んでみてください。
答えが分からない、あるいはあやふやな場合は記事タイトルをクリックすると該当記事を読むことができます。
「タスクシュートは時間に追われているようで抵抗を感じる」問題
タスクシュートは、
- その日にやることをすべてもれなくリストアップする
- 上から順に取りかかっていく
- 1分以上かかるすべての行動を1分単位で記録に残す
- 使途不明時間ゼロを目指す
といった“ルール”だけを聞くと、いかにも息苦しいものに感じられます。
もし、これが息苦しいものだ仮定して、
- 息苦しい思いをした代わりに何か「いいこと」が得られるとしたら?
- それが「毎回もれなく」得られるものだとしたら?
十分にペイする息苦しさだと思うのです。
- Q:あなたはタスクシュートを使うことで、どんな「いいこと」が「毎回もれなく」得られていますか?
タスクシュートのセクションは「区切り」を付ける上で役に立つ
タスクシュートにおけるセクションという概念は、一日の時間を区切るものだけに留まりません。
文字通りの「区切り」となるのに加えて、気持ちの面でも「区切り」をつける上で役に立ちます。
- Q:気持ちの面で「区切り」をつけることで、どんな効果が期待できますか?
抱えているタスクどれ一つとして終わらせることも先送りすることもできなくなったときのフローチャート
記事でご紹介したフローチャートはあくまでも一例です。
ぜひあなたオリジナルのフローチャートを作ってみてください。
タスクシュートにおいてデイリーレビューが欠かせない理由
- Q:タスクシュートにおいてデイリーレビューが欠かせない理由とは?
デイリーレビューを無理なく続けるには?
デイリーレビューを無理なく続ける、すなわち習慣化するにはどうすればいいか?
それは、デイリーレビューの効用を高めることです。
効用が高ければ、おのずとデイリーレビューの優先度が高まり、習慣として続けやすくなるからです。
- Q:デイリーレビューの効用を高めるには何をすればいいですか?
デイリーリストにおける「一軍」と「二軍」と「ベンチ」の違い
タスクシュートのデイリーリストにはその日に行うすべてのタスクをリストアップしますが、ここに含まれるタスクは以下の3つのクラスのいずれかに“所属”することになります。
- 一軍
- 二軍
- ベンチ
- Q:タスクをこの3つのクラスに分けることで、どんな効果が得られますか?
タスクシュートに登録するタスクの最適な粒度を決めるためのチェックリスト
タスクシュートに限らず、いわゆるタスクリストにタスクを書き出す際の「粒度」が、そのタスクの実行確率を左右します。
タスクの粒度とはその名の通りタスクの大きさです。
- Q:タスクシュートにおいて、タスクの粒度を最適化するには何に気をつければいいですか?
タスクシュートのマンネリ化を防ぐには?
タスクシュートを続けていると、おのずとリピートタスクが増えていきます。
一度実行したタスクの一部をリピートタスク化することになるからです。
とはいえ、毎日が「おなじみのタスク」ばかりでは実行する自分自身が飽きてしまいます。
- Q:ここから抜け出すには何をすればいいですか?
タスクシュートの実行記録循環モデル
記事でご紹介した「タスクシュートの実行記録循環モデル」の図は僕自身の例です。
使うツールによってモデルは変わるはずです。
ぜひあなたがお使いのツールを当てはめながらご自身のモデルを作ってみてください。
タスクシュートの実行記録循環モデルにおける鬼門
「タスクシュートの実行記録循環モデル」を作ってみたうえで、モデルを構成する複数の流れのうち「巡りが悪くなりがちな部分」を見つけてください。
- Q:この流れを改善するにはどうすればいいですか?
脱Evernoteを考える
記事の中で、もはや手放せなくなったEvernoteについて、もしEvernoteを使うのをやめるとしたらどうするかについて考察しました。
- Q1:あなたにとって、手放しがたいツールは何ですか?
- Q2:そのツールを手放すとしたら、どうしますか?
「タスクシュートを使っている暇がないくらい忙しい」問題
タスクシュートは、言ってみれば「忙しさ」をうまく切り抜けられるようにするためのツールと言えます。
それゆえに、忙しいときほど使い出のあるツールになるはずです。
従って「忙しすぎてタスクシュートを使うことがままならない」としたら、以下のような状況が考えられます。
- あらかじめ予定を立てて行動するのではなく、割り込みに応じて行動するのが基本である
- 分単位で次々と締め切りがやってくるため、「備え」としてのリピートタスクがこなせない
- 仕事の区切れ目があいまいなために、記録が取りづらいと感じている
- Q:現時点であなたが「忙しすぎてタスクシュートを使うことがままならない」状況にあるとしたら、上記のどれに近いですか?
刻々と変化する終了予定時刻から何を読み取るか
タスクシュートを使っていれば、その時点の終了予定時刻をリアルタイムに確認できます。
この記事では、その場で確認して終わりにするのではなく、確認したタイミングで記録に残す、定点観測記録を残す試みをご紹介しています。
この試みを始めて10日目に入りましたが、効果を実感できているため、継続しています。
まだお試しでないかたはぜひ「終了予定時刻の定点観測」に取り組んでみてください。
「かんたんなタスクを先に片付けた結果、手強いタスクだけが残って苦しむ」問題
タスク管理あるあるの1つとして、
- かんたんなタスクを先に片付けた結果、手強いタスクだけが残って苦しむ
があります。
言うまでもなく、「かんたんなタスク」より「手強いタスク」から先に取りかかった方が、望ましい結果が得られるでしょう。
とはいえ、望ましい結果になることが分かっていても、最初から手強いタスクに挑むのは簡単ではありません。
- Q:どうすれば、「手強いタスク」から先に取りかかることができますか?
時間の“インフレ”問題とその対策
- Q1:時間のインフレ問題とは?
- Q1:時間管理におけるインフレターゲットは何をすることを指しますか?
「仕事を前に進めるための3つの条件」をタスクシュートで実践する
仕事を前に進めるための3つの条件として、以下3つを挙げました。
- 1.何をすべきかが明確になっている
- 2.無関係なことはすべてブロックできている
- 3.判断の多くをルールによって自動化できている
タスクシュートを使っていれば条件1と条件2はおのずと満たされることになります。
その日に取り組むタスクはすべてタスクシュートに取りかかる順にリストアップされている(無関係なことはリストには書かれない)はずだからです。
- Q:条件3を満たすには何をすればいいですか?
「チェックリストをどこに保存するか」問題
チェックリストを作ったとしても、
- そのチェックリストが次にいつ必要になるか分からない
- そのチェックリストを作ったこと自体を忘れる
という問題が生じます。
すなわち、不定期に発生するタスクに関するチェックリストです。
この問題は、次の3つの小問題に分解できます。
- そのチェックリストをどこに保存しておけばいいか?
- そのチェックリストを作ったことをどのように思い出せばいいか?
- そのチェックリストをいつメンテナンスすればいいか?
- Q:それぞれについて、どのように解決すればいいですか?
「タスク管理をどこまで突き詰めて行うか」問題
タスク管理をどこまで突き詰めて行うか、どこまで厳密さを追求するか。
これに対する答えは、どんな目的があるか、どこまでの手間なら許容できるか、によって決まるでしょう。
「確かにそこまで突き詰めて行えば、そういうリターンが得られるだろうけど、自分にとってはオーバースペックだし、そこまで手間はかけられない」
ということで、自分にとって最適なレベルを模索することになります。
問題は、この「自分にとって最適なレベル」というものがなかなか見つからないことです。
過剰にやりすぎて逆効果になったり、逆にやり足りなすぎて効果が出る前に見限ってしまったり、といったすれ違いが起こりがちなのです。
- Q:「自分にとって最適なレベル」はどのように見つければいいですか?
「集中力」を発揮するにはどうすればいいか?
集中力は「力」ではありますが、筋力のようにトレーニングを通して鍛えられるものではないと僕は考えています。
むしろ、トレーニングをしなくても、すでに十分に高まった状態で手元に存在するのです。
そうであれば、問題は、いつでも必要なときに瞬時に引き出せるかどうか。
そう考えると「集中力問題」は以下の2つの問いに答えられれば解決できそうです。
- Q1:集中力を発揮したいと思える状況はなぜ起こるのか?
- Q2:集中力を発揮するにはどうすればいいか?