取りかかれないタスクはまとめて一箇所で“放牧”する

以下の記事でご紹介した「Upcomingレビュー」ですが、

これは、見方を変えれば「なかなか取りかかれないタスク」を少しずつ進めるための仕組みといえます。

「なかなか取りかかれないタスク」は、タスクリスト上でそのタスク名を目にするたびに、

  • あー、やらないといけないやつだ…
  • でも昨日も取りかかろうと思ってできなかったんだよな…

という感情が渦巻き、そのタスクに取りかかるハードルがますます上がります。

そのようなタスクは、一日の最初にその日のタスクリストを作るときに「今日こそ取りかかろう」と意気込んでリストに加える、というより前日に引き続きリストに残留させていることが少なくないでしょう。

そして、一日の終わりに「今日も取りかかれなかった…」と落胆する。

このような状況に陥っていると、このタスクをタスクリストから取り除くことが難しくなります。

ひとたびリストから取り除いてしまったら、完全に気持ちが離れてしまうのではないか、という不安があるからです。

そこで「もしかすると、何かの拍子に気が向いてこのタスクに取りかかれるかもしれない」という淡い期待を込めて、可能性は薄いものの、とりあえずリストに残留させておくわけです。

すでに書いた通り、このやり方は逆効果と言えます。

目にするたびに「取りかかれないタスク」という印象がますます強化されてしまうからです。

そこで、Upcomingレビューです。

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