プロジェクトの「攪拌」をどう進めるか

前回の記事の続きです。

コンクリートミキサー車に搭載されている次の2つの機能に注目しました。

  • 攪拌
  • 排出

よくよく観察してみると、身近にあるプロジェクト管理ツールにもこの2つの機能があることに気づいた、という話でした。

プロジェクト管理ツールにはプロジェクトごとに今後取り組むことになるタスクが「格納」されています。

そこから今日取り組むタスクをタスクシュートに転記(=排出)し、実行していきます。

ここで問題になるのが、「攪拌」をいつどのように行うか、でしょう。

改めてコンクリートミキサー車に目線を戻すと、攪拌は自動的に行われています。

もちろん、攪拌を開始するスイッチのようなものがあり、ドライバーがこれを任意のタイミングで操作することはできるでしょう。

とはいえ、生コンクリートを凝固させないようにする「ミッション」がある限り、攪拌の停止はしづらくなっていると想像します。

そうなると、ドライバーは攪拌のことをあまり意識しなくても済むような設計になっているはずです。

生コンクリートを積み込み、目的地に向けて出発したら、あとは攪拌のことは忘れて移動に集中できたほうがいいからです。

同様に、仕事においてもプロジェクト管理ツールの攪拌のことを意識しなくても済むようにし、実行に集中できるようにしたいところです。

そのためにはどうすればいいか?

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